「防災どんたく」って何?

地震に限らず、災害はいつ起こるかわかりません。
「備えあれば憂いなし」といいますが、私たちは意識として思っていても、
自分だけは大丈夫という勝手な思い込みも一方ではあることも確かです。

防災の世界でよく知られた逸話に「土手の花見」というものがあります。
私たち日本人は、春、花見をを楽しみますが、花見といえば、川岸の土手に
植えられた桜並木を思い浮かべる人も多いでしょう。

では、何故、川の土手なのか。花見は春。その前は冬。川の土手は、
降霜や氷結の作用で緩んでしまう。そこへ、春を挟んで梅雨がやってくる。
土手が弱体化したところに増水が重なると、土手の決壊につながりかねない。
これを防止するために仕組まれたのが「土手の花見」というイベントだという。
増水時に必要なメンテナンスを、大勢の人間による踏み固めという形で、ごく自然に、
かつ、楽しみながら実現しようというアイデアです。

このように自然に、楽しみながら、実現できるという工夫。この仕組みを
「防災意識の向上」というテーマに応用したいと考えました。
人々が進んで参加しようと考える活動を巧みに組み合わせることができないでしょうか。
人々が進んで参加するとしたら、やはり楽しいこと、おもしろそう、ゲーム感覚などが
キーワードになってくるでしょう。

防災という社会的活動を活性化させるためには、防災を他の活動から孤立するのではなく、
防災とそれらとを上手に連携させることが必要ではないでしょうか。

そんなことを考えながら「防災どんたく」を実施するものです。



防災どんたくのコンセプトは
楽しみながら身につける防災 です



私たちは、福岡県内の市民団体、個人、行政、企業などで構成された自律集団(寄り合い)です。
「防災」に限らず様々な人々が集い、毎年「防災どんたく」を楽しみながら開催しており、
今回で3回目となります。きっかけは、福岡県西方沖地震発生2年後の
平成19年3月21日、福岡市役所西側ふれあい広場で開催した「ありがとうふくおか2007」という
防災啓発イベントから始まり、毎年少しづつ人の輪を広げ、顔の見える関係を築いています。

   

↓過去のイベント写真の一部です

実行委員会の準備会議

避難所シミュレーションの
ワークショップ

市役所で披露した、応急手当ての寸劇風景

親子で参加型の
サバイバルキャンプ

災害時を想定した調理体験


フォーラム、シンポジウムも開催しました

災害時のトイレに関する
ワークショップ


こども対象の、防災ダック、紙芝居

心肺蘇生、AEDの講習も開催しました